昨年コロナの影響で失業者が増えると公務員志望者にも影響が出るのではと記事を書きましたが、実際のところどうだったのか、特別区の数値が出たので比較しました。
結論から申し上げますと、「影響なし」のようです。
以下に令和元年(コロナが広まる前)令和2年、令和3年の数値を載せておきます。
求人数が減ったとか、有効求人倍率の落ち込み幅が第1次石油危機後の1974年度以来の大きさ…といった報道もありましたが、影響して公務員の志望者が極端に増えることはなかったようです。
昨年コロナの影響で失業者が増えると公務員志望者にも影響が出るのではと記事を書きましたが、実際のところどうだったのか、特別区の数値が出たので比較しました。
結論から申し上げますと、「影響なし」のようです。
以下に令和元年(コロナが広まる前)令和2年、令和3年の数値を載せておきます。
求人数が減ったとか、有効求人倍率の落ち込み幅が第1次石油危機後の1974年度以来の大きさ…といった報道もありましたが、影響して公務員の志望者が極端に増えることはなかったようです。
R2現在コロナウイルスの影響で就職にも影響が出ています。今年度も多少はあるかもしれませんが、対策勉強も考えると来年度から公務員を志望する人が増える可能性があると考えます。以前不況に陥ったリーマンショックが起こったのはH20(2008)9月ですが、この後の公務員志望者に影響があったかを、現在公表されている特別区の数値を参考に予想しました。以下がH20~H22の受験者の数値です。
H20のリーマンショックが起こる前の試験と比べ、起こった翌年のH21では申込者数、受験者数ともに約1.5倍、さらにその翌年のH22では、リーマンショック前と比べて申込者数、受験者数ともに約2倍になっています。
この数値の変化を見ると、今回のコロナ渦で予想される今後の不況が、公務員志望者数を増加させる可能性は大いにあると考えられます。
平成30年8月21日(火)に最終合格の発表があってから10日ほど経ちましたね。志望の官庁に面接に行き、内定を勝ち取った方もいると思いますし、残念な結果だった方もいると思います。多くの官庁では採用面接の申し込みも終わってしまい、NNTの人は不安に思うかもしれません。自分から動けないし今年はもうダメかもと思ってしまいますよね…
私の時は9月に入ってから「面接に来ませんか?」という電話がかかってきました。確か税関からだったと思います。私は既卒かつ順位も特別高くはなかったですが、それだけで不利にはならないようです。
後は、場所は問わずに来年度から国家公務員で働きたいという場合は意向届は絶対に出してください。実際にこれを出した人のリストが官庁の採用者の手に届くようになっています。私の局では12月末で退職した人がいて1月に採用面接をしていました。内定を辞退する人がいて欠員が出ることもあるので、年が明けてからも連絡が来る可能性はあります。とはいえ、1人や2人の枠に5~10人くらいの候補者を探して面接をすることが多いようなので、連絡がきたからといって過度な期待は禁物です。
この時期は精神的にも不安定になりやすいと思いますが、体調に気を付けて頑張ってくださいね!
明日はいよいよ平成30年度国家公務員一般職採用試験の最終合格者発表日ですね!官庁訪問はその翌日からですが、皆様は予約されましたでしょうか?中には最終合格した次の日くらいから面接のオファーがある人が出てくるかと思います。
昨今は就職者の売りて市場だと言われていますが、公務員の人気はどうなのでしょうね。おそらく民間企業の方がお給料はいいと思いますので、公務員になる方は給与面はあまり期待できないかもしれません。今一度福利厚生や勤務時間などの見直しをしてみてください。休暇が取りやすいか、残業代がしっかりつくか、地域手当はどれくらいかなど入ってから後悔できない条件も多いかと思います。
NNT(無い内定)で焦る方も出てくるかと思いますが、案外すぐに詰んだりはしません。多くの方はどこかに内定をとりますし、年が明けてから内定をとったという声も聴きます。どうかネガティブにならずに内定を勝ち取ってください!皆様が志望した官庁に内定が取れますように!
個別説明会の出席シート例を他にもいくつか見つけました。どれもその局のサイトを見れば載っているものなので、実際にアクセスしてみてください。
まずは中部地方整備局のもの。
右上に写真を貼る仕様なので、履歴書みたいな感じですね。やっぱり採用に関係あるんだろうなと感じます。興味を持っているかどうかや地方公務員との併願状況も確認していますね。こういった情報は人事サイドも早めに知りたいことがわかります。
そしてもう一つが富山地方法務局のもの。
こちらも右上に写真を貼るタイプですが、私が驚いたのは勤務開始可能日を記入する点です。この時点で聞いてしまうのですね…。真意はわかりませんが、中途で来れるならその枠もあるということなのでしょうか。
個別説明会、皆様は参加できましたでしょうか?天気が荒れていたり、暑かったりと天候面も今年は大変ですが、体調に気を付けて頑張ってください。
国家公務員一般職の一次試験合格者向けに現在開催されている官庁ごとの個別説明会で出席時に履歴書のようなものを書くことがあります。例が何かあればと各官庁のページを見ていたところ、北海道経済産業局で個別説明会の際に提出する出席シートを事前配布していました。私が参加した頃も似た出席シートを記載した記憶があります。おそらくどの官庁でも似たようなものを書かせることがあると思いますので参考になるかもしれません。
北海道経済産業局では今日の9時から申し込みの受付が始まっています。日時は7月27日(金)~8月3日(金)9:30~16:30 各20分程度 (※土日を除く。)だそうです。説明書きの一部が以下なのですが、
経済産業省北海道経済産業局では、平成30年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)の一次合格者を対象に、個別業務説明会を実施します。本説明会につきましては、少人数での対話を通じて情報を提供するものです。
7月の業務説明会に参加された方におかれましても本説明会は絶好の情報収集の機会となりますので、積極的な参加をお勧めします。
本説明会は絶好の情報収集の機会…受験者側だけじゃなく採用者側にとってもそんな感じかもしれませんね。
国家公務員一般職の試験も1次試験が終わり、受験生の皆さんは2次試験に向けて対策されているころだと思います。国家公務員のHPでは公式イベントとして官庁合同業務説明会が7月13日から全国で行われるみたいですね。
実際この官庁合同業務説明会、今更どうなんだろうと思う人も多いかと思います。諸先輩方も行かずに受かったという人もいると思います。私の意見としては出先機関を志望する方は出てみてもいいと思います。私の所属している局では採用4年目になる女の子が人事と一緒に説明をしに行くと言っていました。
以下、例として関東甲信越地区の説明を貼って説明します。
私が行ったときはなんだかんだ言って、結構人がいました。受付が9:15からになっていますが、並んだり、ごちゃごちゃしたりしているので早めに行った方がスムーズに動けるかもしれません。人気の局は1回目の定員がすぐ埋まってしまって、整理券を配布しているところもありました。
また、服装は自由と書かれていますが、男性はワイシャツとズボンやリクルートスーツ、女性もリクルートスーツや地味目の服の人がほとんどでした。
あとは、今年度がどうかはわかりませんが、どの回も定員がいっぱいになってしまって遅く行くと参加ができないところや、全部の回で説明を行わないところもありました。
公式HPには「参加は自由、予約も不要です。この説明会への参加・不参加が、採用面接に影響を与えるものではありません。」と書かれておりますが、実際に採用権の一部を担っている方々もこの説明会に来ますので、時間に都合がつけば行ってみてはいかがでしょうか。(元人事の人曰く、何も気にしてない訳がないとのことです。)
面接対策を独学でするとなると前回お話ししたように本を読んだり、ネットで情報検索するのが手軽かと思います。しかしながらそれだけでは公務員の予備校に通っている人たちと比べるとやはり対策に不安を感じます。独学でも、模擬面接や面接カードを第三者に見てもらい、客観的意見を聞ける方法をご紹介します。
まずはご存知の方も多いと思いますがハローワークが開催している面接対策セミナー・面接体験セミナー(模擬面接)を活用することです。求職者の登録を最初にする必要があるものの、一度登録してしまえばセミナーに参加することができます。また、実際に働いている国家公務員の方々と話したり仕事の様子を見ることもできます。ハローワークの職員さんは、若い世代担当の職員さんがいる点も活用しやすいかと思います。特に興味のないことを押し付けられることはなく、こちらの要望に対して対応してくださるイメージです。
またジョブカフェも全国にあるので活用したほうが良いかと思います。自分の住んでいる都道府県のどこにあるかは検索すればすぐ出てきますし、個別相談を申し込むこともできます。こちらも一度利用者登録は必要になるかと思いますが、それ以外で煩わしいことは特に無いと思います。個別相談では面接カードに目を通してもらって添削をしてもらうことも可能です。
公務員の予備校のように公務員に特化したアドバイスではないとしても、お金がかからずにこのようなサービスが受けられるためおすすめです。行くのがちょっと面倒かもしれませんが、マイナスになることはあまりないと思うので一度行って見るのはいかがでしょうか。
独学であったため、どういった質問がくるのかわからず、最初の頃はネットで「面接対策 公務員」とか「公務員 二次試験対策」などを検索していました。本もどれがいいかを本屋さんに行って見ましたがどれも似たような感じに見えました。ただ、何か一冊買っておかないとという謎の不安感から以下の一冊を買いました。
本も鵜呑みにしすぎると自分の言葉で面接の回答ができなくなってしまうと思うので、参考程度に一冊読めば十分です。皆さんは絶対来るであろう質問については、本なども見ながら回答を事前に作成して面接の際にすぐ話せるよう練習をすると思います。この時にあまりに模範解答すぎると面接官の方につっこまれるかもしれません。
また、面接している官庁が第何志望かを聞かれた時も、素直に答えても大丈夫なこともあります(時と場合によると思いますので、不安な場合は第1志望だと言っていいと思います)。第1志望ではないですが、ここで内々定をもらったら他は辞退する意気込みですといった場合でも自分は内々定はいただけました。今は就職も売りて市場ですし、採用担当も第1志望だと言われてそれを鵜呑みにするとも思えません。
100点の面接をするよりも自分を出して、それを受け入れてもらえるところに内々定をもらえるのが理想かもしれません。
NS局を訪問した際の最終面接の話が書けていなかったので、今回はその話をしたいと思います。NS局の話によるとNS局は出先機関のため、最終的な人事権は本省にあると説明され、本省の人事の方と面接をすることになりました。日時は2日後くらいに本省の人事の人から電話にて指定されました。
訪問すると、別の人が面接をしている最中でした。控室に案内され10分程度で面接に案内されました。面接官は3名で案内をしてくれた方も後ろで聞いている感じでした。
最初に出身はどこか、今はどこに住んでいるのか、一人暮らしか、自炊はするのかなどの簡単な質問をされました。職場にお弁当を持っていくときはどんなおかずを作るのかなど面接には関係ない話も結構ありました。その後自分の性格について聞かれ、その性格で失敗したことがあるかをさらに聞かれました。
その後は併願先をざっと聞かれ、前職をを辞めた理由や前職の仕事内容、何人ぐらいで仕事をしていたかを聞かれました。また、実際にNS局に就職できた場合どんな仕事をしてみたいかや仕事で悩みや困難にぶつかったときはどうするかを聞かれました。すぐに辞めたりしないかを気にしていたのかなと思います。
一通り質問が終わった後に、理系出身者が行政分野で試験を受けていることに驚いたと言われました。前職も専門性が強く資格も持っているためあまりいない人材だそうです。誉め言葉なのかとその時は思いましたが結果は翌日と言われ、ご縁がなかったと言われました(笑)